2022.09.12
東洋医学ってなに?②~東洋医学の特徴~
こんにちは!
有気堂鍼灸院の三井です。
今回は東洋医学の特徴についてお話いたします。
前回分はこちら⇒東洋医学ってなに?①~東洋医学の起源~
東洋医学の特徴は大きく3つに分けられます。
バランスに視点を向ける医療(陰陽)
人を自然に見立てる医療(天地人)
心と体を分けない医療(心身一如)
まず「バランスに視点を向ける」ということ。
東洋医学においては様々な視点からバランスをみることが大きな特徴です。
からだの骨格だったり、血液の数値などとはまた別のものになります。
バランスをみるための理論として「陰陽(いんよう)」「五行(ごぎょう)」という学説であったり、
からだをみる際の分類や方法として「気血水(きけつすい)」「五臓(ごぞう)」「経絡(けいらく)」などがあります。
これらを総合的にみて症状と照らし合わせながら、判断・治療していくことが重要となります。
人のからだは全てつながっています。
パーツごとではなく、からだ全体をみることが大事と考えるのが東洋医学です。
次回、「気血水(きけつすい)」とは何か に続きます。