2023.07.15
夏バテに冷たいものはNG?!
今年の夏も厳しくなりそうですね。
二十四節季で今は【小暑】
まだ小暑!?って思ったみなさん正解です。
小暑の次は【大暑】がやってきます。
先日は八王子市で39度を観測したとか…
溶けちゃう!
さてさて。
暑い日はからだが冷たいものを欲しますよね。
氷入りのキンキンに冷えたドリンク、アイスにかき氷、冷たいおそばやお刺身、生野菜…
これらは胃腸にダメージを与えます。
体温より低い温度のものは、からだにとって全て【冷たいもの】なんです。
ちょっと考えてみてほしいのですが、からだから出ていくおしっこって温かいですよね?
どんなに冷たいものをガバガバぐびぐび飲んだって、おしっこは冷たいまま出てはきません。
なぜならからだが温めてくれているから。
でも温めるって物凄くエネルギーが必要なんです。
本当は他に使うはずだったエネルギーを、
からだに入ってきた【冷たいものたち】を温めるために使ってしまいます。
からだのエネルギーは無限ではないので、当然足りなくなります。
エネルギーが足りなくなって、バテる。
夏バテの完成です。
よく「夏バテにはネバネバしたものを!」って聞くかと思いますが
食養生的にはこれもNG。
ネバネバ系は胃腸の負担になると考えます。
他には「夏バテ防止にスタミナメニュー!」なんかもありますね。
ああいったものは大概胃腸に負担になります😅
例えば胃腸風邪をひいたりお腹の調子が悪いときに、そのメニュー食べれますか?
多分、食べないんです。夏以外は。
なぜか夏だけは「冷たいもの!ネバネバ!スタミナ!」って一般常識のように周知されています。
では夏に食欲がない時、何を食べたら良いのか
答えは簡単。
お粥です。
味が濃すぎなければ、贅沢に白身魚や貝柱を入れても良いですね◎
お豆やかぼちゃなど、「火を通すとほくほくするもの」は胃腸に優しいので
組み合わせて作ってみてくださいね。
氷をひとつ手に握っていると、手がキンキンに冷えて痛くなって手放しますよね。
胃袋はそれができません。
夏は特に気を付けてくださいね。
食欲がわかない、お腹がゆるいのが続いているときは鍼灸もどうぞ😊
大人も子供も治療できます◎
小さいお子さんには鍼を刺さずに治療できますので、ご相談くださいね。
⇩こちらもご参考に😊