2022.08.24
隠れ冷え性、内蔵型冷え性をご存じですか?
こんにちは有気堂鍼灸院の三井です。
なんとなく暑さが落ち着いてきたかな?
なんて思いましたが、まだまだ最高気温は30度を超えていますよね。
20年前では考えられないような感覚になっている自分に驚きます。
夏は無意識に冷たい飲み物を選んでしまったり、食べ過ぎてしまいます。
キンキンに冷えた麦茶やアイスコーヒー、最近流行りの映えかき氷やアイス・・・
美味しいですよねぇ・・・
ですが、食べ過ぎや飲みすぎで胃や腸が冷えているのは、あまりいい状態とは言えません。
胃腸の冷えは様々な不調につながるのです。胃もたれや下痢といったわかりやすいものだけではありません。
可能な方はちょっとお腹(みぞおちや下腹部など)に触れてみて下さい。
手足は温かいのに、お腹だけ冷えていませんか?
それは内臓が冷えている証拠です。いわゆる隠れ冷え性です。
内臓が冷えて硬くなると、「お腹がこっている」状態になります。
お腹がこることについては、こちらでもお話した通り。
からだの幹である内臓が冷えるということは、からだ全体に影響を及ぼすのです。
例えば…
・下痢や便秘
・背中のこり
・腰痛
・免疫力の低下
・代謝の低下
・自律神経の乱れ
・不眠
・頭痛
・うつ病
・肌トラブル
・子宮や卵巣への影響
などなど…
からだは全てつながっているので、ここに挙げていない症状もあります。
また、人によって症状も違うでしょう。
夏に冷えてしまった胃腸の影響で、秋冬にぎっくり腰や、ぎっくり背中なんてこともあるんです。
「なんだか調子が悪いけど、理由がわからない」
なんて場合は内臓の冷えが関係しているかもしれません。
鍼灸はバランスを整える医療です。
からだの内側のバランス、からだの外とのバランス。
いつでもお気軽にご相談下さいね。